黄金の羽根と残酷な世界

本を読まれた方はお気づきと思いますが、『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』の「はじめに」は、『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』のエピローグ「新宿中央公園のホームレス」とつながっています。これは意図的にそうした…

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新宿中央公園のホームレス

「パークハイアット東京」に寄った帰りに、ときどき新宿中央公園を訪ねることがあります。 アメリカのレストランガイド『ザガットZagat』がこのホテルを高く評価したことから、最近は会食の場所に指定されることが多くなりました。…

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第16回 住宅ローンは本能の産物

債券を買うと、半年に1回、利子が支払われる。アパートを誰かに貸すと、毎月、賃料を受け取れる。キャッシュフロー(お金の流れ)は同じなのだから、不動産は金融商品の一種だ。 株式の信用取引では、証券会社からお金を借りて、証拠金…

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リバタリアニズム雑感(2)

これもずいぶん前の話なのだけれど、ある新聞社から寄稿を求められて、ゲーリー・ベッカー(1992年ノーベル経済学賞受賞)の麻薬合法化論を紹介したところ、”不適切”として書き直しを求められた。ベッカー…

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リバタリアニズム雑感(1)

もう10年ちかく昔のことなので時効だと思うけれど、東京国税局資料調査課の総括主査から、「そもそも税務調査自体が憲法違反だ」と言われた(なぜリョウチョウの総括主査と話をしていたかというのは差し障りがあって書けないが、私が調…

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財政再建は覚醒剤合法化で

日本国憲法第30条は、「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ」と述べているが、世の中には莫大な所得を手にしながらまったく税金を納めていない人がたくさんいる。彼らの多くは組織暴力団の構成員であり、売春・賭博・…

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所得税は憲法違反である

近所の八百屋に大根を買いに行ったら、隣の客には100円で売っていたのに、「あんたは気に入らないから1000円じゃなきゃ売らないよ」と言われた。この八百屋の商売は道理に適っているだろうか? 私たちは、日本国からさまざまなサ…

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国民年金と厚生年金

国民年金に加入したほうがいいでしょうか?にたくさんのコメント、ありがとうございます。 日本の年金制度は、構造上、サラリーマンの加入する厚生年金から、自営業者などが加入する国民年金に大規模な所得移転が行なわれています。…

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福祉のない豊かな社会

米国では4000万人が医療保険に加入していない。高齢者と貧困層のための公的医療保険はあるが、アメリカ人の多くは企業が提供する医療保険プランを利用している。労働ビザを持たない不法移民はもちろん、自営業者や失業者も自分の身は…

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