彼が彼女を許せなかった過ち 週刊プレイボーイ連載(14)
ある日の夜、住宅街を歩いていると、後ろから若いカップルの言い争う声が聞こえてきました。といっても、男性が一方的に怒っているみたいです。 「オレは高校ではサッカーやってたけど、プロのピッチに立ったことはないよ」男性が、苛立…
続きを読む →ある日の夜、住宅街を歩いていると、後ろから若いカップルの言い争う声が聞こえてきました。といっても、男性が一方的に怒っているみたいです。 「オレは高校ではサッカーやってたけど、プロのピッチに立ったことはないよ」男性が、苛立…
続きを読む →円高と株安についていくつかご質問をいただいたいので、個人的な感想を書きます。 まず円高ですが、デフレと低金利の経済では通貨は高くなるのが当然です。私は繰り返し「円安は超常現象」と書いてきましたが、これまでほとんど相手にさ…
続きを読む →原子力損害賠償支援機構法が国会で成立した。 この法案では、新たに設立される「機構」は東京電力に対し無制限に資金提供できるのだから、東京電力が債務超過に陥ることはなく、電力債や融資などの債権は100%保護されることになる。…
続きを読む →わたしたちは日々、無数の「選択」をしています。 インターネットで音楽をダウンロードするときも、近所のコンビニで夕食のおかずを買うときも、たくさんの選択肢のなかから安くて楽しいもの(おいしいもの)を選ぼうと頭を悩ませます。…
続きを読む →『大震災の後で人生について語るということ』を執筆するきっかけとなった大震災の夜のことを、過去のエントリーと一部重複しますが、掲載します。 * * *…
続きを読む →7月はじめの休日に、街で奇妙なデモ隊と遭遇しました。手づくりのプラカードを掲げた若者たちが、サウンドマシンを積み込んだ軽トラックを先頭に、ラップに合わせて「原発いらない」「子どもを守れ」と歌い踊っています。アニメ風のコス…
続きを読む →新刊『大震災の後で人生について語るということ』から、「はじめに」の文書を転載します。 * * * * …
続きを読む →新刊『大震災の後で人生について語るということ』が、講談社より明日、発売になります。Amazonでは、すでに予約が始まっています。 タイトルからもお分かりのように、この本はブログでのエントリーをきっかけに、ポスト3.11の…
続きを読む →電力不足のなかいよいよ猛暑の夏がやってきた。どのくらい節電すればいいか見当もつかないので、とりあえずオフィス用に、パソコンの横に置く小型扇風機を4台と、タワー型の扇風機1台を購入した。 私のオフィスはウナギの寝床のような…
続きを読む →ガテン系のバイトで日当1万円もらって、思ったより儲かったと喜んでいたら、翌日、「計算間違えたから2000円返して」といわれた。こんなとき、素直に財布を出すよりも、怒り出すひとのほうが多いんじゃないでしょうか。 もちろん会…
続きを読む →「日本の親はなぜ子どもに甘いのか?」で、日本人とアメリカ人の「確信度」の違いについての研究を紹介しましたが、近年の社会学や経済学では、国民性や文化によるエートス(行動や考え方)の差をアンケート調査や実験によって明らかにす…
続きを読む →その奇妙な現象は、ヴィクトリア時代のイギリスの片田舎で開催された「雄牛の重量当てコンテスト」で見つかりました。発見者は、ダーウィンの従弟で、優生学の創始者としても知られる統計学者フランシス・ゴールトンです。 コンテストは…
続きを読む →「信なくば立たず」で教育の話を久しぶりに書いて、「日本の親はなぜ子どもに甘いのか?」という興味深い記事があったことを思い出した。 日本とアメリカで世界観に対する確信の度合いをアンケート調査したもので、その概要は大垣昌夫(…
続きを読む →「1等前後賞合わせて3億円!!」のサマージャンボ宝くじが発売され、人気の売場にはさっそく行列ができています。宝くじの魅力は夢をかなえる一攫千金にあるのでしょうが、その一方で、「宝くじを買うひとはお金持ちにはなれない」とも…
続きを読む →