シリア人質事件でわかる日本人の「自己責任」 週刊プレイボーイ連載(162)
内戦下のシリアで日本人男性が原理主義の武装勢力「イスラム国」に拘束されました。男性はシリアの反体制組織と行動を共にし、ホームページに戦禍の様子を掲載するため撮影などを行なっていたようです。 邦人が武装勢力に拘束されたケー…
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続きを読む →タイのバンコクで、24歳の日本人男性が代理出産により16人の乳幼児の父親になっていた事件が話題を集めています。 その後の報道によれば、男性はカンボジアのプノンペンに子どもたちの養育施設を用意し、毎年10~15人の子どもを…
続きを読む →先日、仕事場に送られてきた投資雑誌をめくっていたら「株主優待VSふるさと納税」という特集が目に入ってびっくりした。株式投資と納税がなぜ比べられるのだろう? ふるさと納税は2008年に始まった地方自治体への寄附金制度で、所…
続きを読む →朝日新聞は従軍慰安婦問題において、従来の主張を大幅に変更し、一部の記事を虚偽として取り消しました(8月5日朝刊)。この問題についてはすでに多くの(というか多すぎる)主張がありますが、これを機に争点を整理してみることは無駄…
続きを読む →おかげさまで、今日でBlogを始めて5年目を迎えました。最近は雑誌コラムのアーカイブがほとんどになってしまいましたが、この1年間でたくさんにひとに読んでもらえた記事のBEST10です。 国民年金基金についての私的提言 “…
続きを読む →脱法ハーブによる暴走運転が社会問題になったことで、「危険ドラッグ」に名前が変わりました。厚生労働省は、アンケート調査などをもとに、危険ドラッグの使用者を40万人と推定しています。 危険ドラッグはなぜこれほど蔓延するのでし…
続きを読む →ウクライナ上空で乗員乗客298人が乗ったマレーシア航空の旅客機が撃墜された事件は全世界に衝撃を与えました。現在も真相究明が進んでいますが、親ロシア派の武装勢力がロシア軍から供与された地対空ミサイルを誤射したとみて間違いな…
続きを読む →知り合いの大学教授から、「居酒屋でアルバイトをする学生の退学が増えて困っている」という話を聞きました。原因は、日本経済の大きな問題になってきた人手不足です。 居酒屋や牛丼の大手チェーンが次々と店舗の閉鎖に追い込まれている…
続きを読む →ドイツの4回目の優勝でサッカーワールドカップの幕が閉じました。開幕前はスタジアム建設の遅れや反政府デモが危惧されましたが、「王国」ブラジルの凋落を象徴する7失点の衝撃も含め、今大会も世界じゅうを沸かせたことは間違いありま…
続きを読む →「君はスウェーデンははじめてかい。だったら最初に説明しておかなきゃならないことがあるんだ。この国では、タクシー料金は自由化されているんだよ」 フライトが遅れ、空港から高速バスでストックホルム中央駅に着いたのは午後8時前だ…
続きを読む →集団的自衛権の行使が閣議決定で容認され、リベラルなメディアは「立憲主義を破壊する暴挙」と大々的に報じていますが、国民の大半は無関心で、首相官邸を取り囲むデモの熱気も福島第一原発事故を受けた反原発運動のピーク時とは比べ物に…
続きを読む →6月16日午前0時。ボスニア・ヘルチェゴヴィナの首都サラエボの中心にあるショッピングセンター前は群集で埋め尽くされていました。多くは20代の若者ですが、高齢者や女性の姿も混じっています。 広場に据えつけられた巨大なモニタ…
続きを読む →机の上に、さまざまな表情をしたひとの写真が置かれています。私たちはそれを見た瞬間、「怒っている」「笑っている」「悲しんでいる」とその感情をいい表わすことができます。 文化人類学者は、顔写真から感情を推測するこの実験を、南…
続きを読む →政府の産業競争力会議が提言する労働時間規制の緩和をリベラルなメディアは「残業代ゼロ法案」と呼んで批判しています。労働規制緩和の「残業代を支払わない契約を認める」という面だけを強調しているのですが、はたしてこれは公正な報道…
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