近所の八百屋に大根を買いに行ったら、隣の客には100円で売っていたのに、「あんたは気に入らないから1000円じゃなきゃ売らないよ」と言われた。この八百屋の商売は道理に適っているだろうか?
私たちは、日本国からさまざまなサービスを購入している。日本国憲法は、年齢や性別、宗教や思想信条、職業や貧富の差に関係なく国民を平等に扱うよう規定している。それにもかかわらず、同じサービスや商品をただで貰える人もいれば、何億円もの代金を請求されている人もいる。サービスの対価として納める税金は、所得の多寡によって金額が異なるからだ。これでは、あこぎな八百屋と同じではないだろうか。 続きを読む →