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カテゴリー: そ、そうだったのか!? 真実のニッポン

「週刊プレイボーイ」の連載コラムを、編集部の許可を得て週遅れで全文公開。この連載は集英社より「理由があるシリーズ」として書籍化もされています。

「生活保護で貧困はなくならない」と賢者はいった 週刊プレイボーイ連載(30)

2011年12月12日

生活保護の受給者が200万人を超えて、戦後の混乱期(1950年)に制度が創設されて以来の最多水準に達しています。生活保護にかかる経費は3兆4000億円を超え、自治体の負担も大きく、このままでは制度自体が崩壊してしまいます…

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ハルマゲドンがやってきたら 週刊プレイボーイ連載(29)

2011年12月5日

ユーロ危機をきっかけに、「日本もいずれギリシアのようになる」と騒がれるようになりました。 “日本国破産”論は、バブル崩壊で地価と株価が暴落し、不良債権問題の深刻さが暴かれはじめた1992年頃から断続的につづいていたもので…

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“無責任社会”は無限責任から生まれた 週刊プレイボーイ連載(28)

2011年11月28日

名門企業オリンパスが、20年にわたり巨額の損失を隠してきたことで会社存亡に機に立たされています。事件の概要はすでに報じられているとおりですが、基本的な構図は97年に経営破綻した山一證券と同じで、財テクの失敗を隠蔽するため…

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国家はもはや市場を制御することができない 週刊プレイボーイ連載(27)

2011年11月21日

ギリシアのパパンドレウ首相が国民投票を行なうと発表(その後撤回して新政権樹立)したことで、ヨーロッパが揺れています。 すでにいい尽くされたことですが、この混乱は、政府(財政政策)をばらばらにしたままユーロという通貨だけを…

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“劣等人種”と“劣等産業” 週刊プレイボーイ連載(26)

2011年11月14日

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)についての論戦がヒートアップしています。協定の内容や各分野での利害得失などさまざまな論点があるでしょうが、それを脇に置いておけば、あらゆる国がすべての関税を一斉に撤廃するのがもっとも理…

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“富”は不正がなくても集中する 週刊プレイボーイ連載(25)

2011年11月7日

「ウォール街を占拠せよ」の運動では、「私たちは99%」のスローガンが掲げられました。貧富の差が拡大したことによって、米国社会は1パーセントの富裕層とそれ以外の貧困層に二極化してしまったというのです。 ところで、富はなぜ少…

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グローバリズムによって人類は幸福になり、ウォール街は占拠された 週刊プレイボーイ連載(24)

2011年10月31日

「ウォール街を占拠せよ」という若者たちの運動が、アメリカの政治を揺るがしています。FacebookやTwitterなどのSNSを通じてまたたくまに広がり、ニューヨークのブルックリン橋を占拠し、700人が逮捕・拘束される騒…

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あなたの隣にいるエイリアン 週刊プレイボーイ連載(23)

2011年10月24日

人類の遺伝子をたどると、約20万年前のアフリカの女性にたどり着くといいます。サバンナで生まれた人類(ホモ・サピエンス)の祖先は、約5万年前に故郷を捨ててアジアやヨーロッパ、南北アメリカからオーストラリアまで広がっていきま…

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決断できない世界 週刊プレイボーイ連載(22)

2011年10月17日

日本人は決断できない、とよく言われます。米国務省の元日本部長が書いた『決断できない日本』という本もよく売れているようです。 この本によれば、福島原発事故の直後、米国が無人ヘリなどの支援リストを送ったところ、日本の官僚は「…

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「家族の絆」を取り戻すもっとも簡単な方法 週刊プレイボーイ連載(21)

2011年10月11日

「日本では子どもが親の面倒を見るんだろ。君たちがうらやましいよ」 旅行先のモスクワで知り合った50代半ばのロシア人から、そういわれました。ロシアでは、子どもは親の世話をしないのがふつうで、高齢者も自分のちからで生きていか…

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お金はなぜ“汚い”のか 週刊プレイボーイ連載(20)

2011年10月3日

世の中のほとんどのひとは、お金を汚いものと思っています。それと同時に、「お金より大事なものはない」ともいいます。これはいったいどういうことでしょう。 この秘密は、私たちが異なるふたつの世界に暮らしているからです。 私たち…

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俺たちのカワシマを守れ! 週刊プレイボーイ連載(19)

2011年9月26日

すこし前のことですが、ベルギーリーグのリールスに所属する日本代表ゴールキーパー川島永嗣選手が、アントワープのクラブ・ゲルミナル戦で、ゴール裏の相手サポーターの「カワシマ、フクシマ」という野次に抗議し、試合が一時中断される…

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日本の若者はほんとうにリスクをとらないのか? 週刊プレイボーイ連載(18)

2011年9月20日

日本人はリスクをとらない、といわれます。最近の若者は海外に出ようとせず、アメリカの一流大学では、留学生のほとんどは中国か韓国の学生になってしまった、との嘆きもよく聞かれます。 これが、日本の将来に対する重要な警告であるこ…

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セロトニンで出世する方法 週刊プレイボーイ連載(17)

2011年9月12日

この10年くらいのあいだに脳科学は急速に進歩して、私たちの脳が化学物質によって大きな影響を受けていることが明らかになりました。 脳の仕組みというのは、簡単にいえば入力と出力のあるデジタルマシンで、ニューロンとニューロンの…

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