『80’s(エイティーズ)』関連年表


新刊『80’s(エイティーズ)』を編集してくれた太田出版の穂原俊二さんが関連年表をつくってくれたのでアップします。こんな時代の話です。

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1972年 萩尾望都『ポーの一族』連載開始。
1973年 『アメリカン・グラフィティ』公開。
1974年 『傷だらけの天使』公開。萩原健一が人気に。
1976年 大島弓子『F式蘭丸』発売。
1976年 竹宮惠子『風と木の詩』連載開始。
1976年 イーグルス「ホテル・カリフォルニア」発売。
1976年 村上龍『限りなく透明に近いブルー』発売。
1977年 『宇宙戦艦ヤマト』『スター・ウォーズ エピソード4』『未知との遭遇』公開。
1977年 鴨川つばめ「マカロニほうれん荘」連載開始。
1978年4月 ミシェル・フーコー二度目の来日。東京大学で講演。
1978年8月 日産フェアレディZ(2代目S130型系)発売。
1979年 『探偵物語』公開。松田優作が人気に。
1979年 『エイリアン』公開。
1979年 エズラ・ヴォーゲル『ジャパン・アズ・ナンバーワン』発売。ベストセラーに。
1979年4月 ボブ・マーリー来日。東京と大阪で「奇跡の公演」を果たす。
1979年12月 ソ連がアフガニスタンに侵攻。
1980年7月 モスクワオリンピック開催。アメリカや日本、ヨーロッパ諸国がボイコッ ト。
1980年代「アイドルブーム」「女子大生ブーム」「サブカルブーム」「ポストモダン哲学」 が一世を風靡。ポケベルが普及し始める。
1980年 田中康夫『なんとなく、クリスタル』発売。「ブランド小説」と呼ばれる。
1980年 RCサクセション「雨あがりの夜空に」、沢田研二「TOKIO」発売。
1981年 写真週刊誌『フォーカス』(新潮社)創刊。
1981年 『スローなブギにしてくれ』『セーラー服と機関銃』『マッドマックス2』公開。
1981年 「ノーパン喫茶」ブームが起こる。
1981年 ロス疑惑が起こる。
1981年9月 渋谷パルコPART3開業。堤清二率いるセゾングループが全盛期。
1982年 マイケル・ジャクソン「スリラー」発売。世界を席巻する。「MTV」でPVが はじめて日本のテレビで紹介される。
1982年 糸井重里「おいしい生活」CMが話題に。ウディ・アレンを起用。
1982年 『ブレードランナー』公開。
1982年 大友克洋『AKIRA』連載開始( 1988年アニメ映画化)。
1982年 松本智津夫が「オウム神仙の会」を設立( 1987年 「オウム真理教」に改称)。
1983年 浅田彰『構造と力』発売。思想書として異例のベストセラーに。
1983年 中沢新一『チベットのモーツァルト』発売。
1983年 ポリス「見つめていたい」、シンディ・ローパー「ガールズ・ジャスト・ワナ ・ハヴ・ファン」発売。
1983年 4月東京ディズニーランド開業。
1984年 マドンナ「ライク・ア・ヴァージン」、ワム!「ラスト・クリスマス」発売。
1984年1月 日経平均株価がはじめて一万円の大台を突破。
1984年2月 登山家・植村直己がアラスカ・マッキンリー山の単独登頂に成功。世界初 の快挙。
1984年3月 グリコ・森永事件発生。
1984年4月 小林麻美 with C-POINT「雨音はショパンの調べ」発売。
1985年 山田詠美『ベッドタイムアイズ』発売。
1985年4月 『夕やけニャンニャン』(フジテレビ)開始。おニャン子クラブがデビュ ー。
1985年9月 「スーパーマリオブラザーズ」(任天堂)発売。爆発的にヒットし、社会 現象となる。
1989年1月 昭和天皇崩御。
1989年6月 天安門事件発生。
1989年11月 ベルリンの壁崩壊。
1989年12月 東京証券取引所大納会で日経平均株価が3万8915円の最高値をつける。
1990年 カレル・ヴァン・ウォルフレン『日本/権力構造の謎』発売。
1990年8月 サダム・フセインがクウェートに侵攻。
1990年10月「株バブル」崩壊。
1991年12月 ソビエト連邦が解体し、冷戦が終焉。
1991年1月 アメリカを中心とする多国籍軍による攻撃開始。
1992年 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争勃発。
1993年 鶴見済『完全自殺マニュアル』発売。
1995年1月 阪神・淡路大震災発生。犠牲者約6500名、被災者は30万人を超えた。
1995年3月 オウム真理教による地下鉄サリン事件発生。13名が死亡。
1995年11月 「ウィンドウズ95」日本語版発売。
1996年1月 globe「DEPARTURES」発売。
1996年 書籍の売上が1兆円を超えてピークに達する。
1997年 『タイタニック』公開。主題歌であるセリーヌ・ディオン「マイ・ハート・ウ ィル・ゴー・オン」がヒット。
1998年 コソボ紛争勃発。
2000年 辰巳渚『「捨てる!」技術』発売。
2001年 アメリカ同時多発テロ事件発生。
2006年 9・11同時多発テロ後のブッシュ政権下で全フェンス法が成立。

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4件のコメント

  1. 80年台に青春を送った人間としては、
    昔のPC
    関連が抜けているのがいまいちですな。

    1977 APPLE II 発売
    1979 PC-8001 発売
    1981 PC-6001/PC-8801 発売
       IBM-PC(グローバルスタンダードとなったAT互換機の祖先) 
    1982 日本のパソコンのスタンダードとなるPC-9801 発売
    1983 Macintoshの祖先である、Apple Lisa 発売
    1984 Macintosh・IBM PC/AT 発売
    ・・・

    ハードウェアだけじゃなく、ソフトウェア関連は他の方におねがいします。
    パソコンだけじゃなく、ゲーム機やゲームそのものの補完もね。

  2. >ゲーム機やゲームそのものの
    1983 ファミリーコンピュータ発売(任天堂)
    1987 PCエンジン発売(NEC-HE)
    1988 メガドライブ発売(セガ)
    1989 ゲームボーイ発売(任天堂)
    1990 スーパーファミコン発売(任天堂)
    1994 PlayStation発売(SCE)
    2000 PlayStation 2発売(SCE)
    …こんな感じですやろか。
     
     1960年代猛威を振るった左翼運動の嵐は、70年代までにドストエフスキィの「悪霊」が如き終焉を迎え、80年代にはキャンパスにどこか白けた空気が漂っていた時代。
     戦後愛国心を考えることが悪であるように、社会について考えることは悪である、と時の政府とその意向を忖度した大学運営者に刷り込まれ、妄言を繰り返す老教授につきあわされ、まともに勉強しようとか、モテないとか、カネがないとか、そんな学生は行くアテがなかったわけで。

     いろいろこの時代設定の作品はあるけど、クリスタルほど輝けず、未亡人のアパート管理人さんも身近にいなければ、植田まさしの「まさし君」あたりが時代の雰囲気を突いてるかもしれませんね。

  3. ソフトウェアやゲームでいうと、

    1985  「jX-WORD太郎」の後継製品として「一太郎」を発売。日本語入力ソフト「ATOK4」をFEP化し、ATOKがMS-DOS上のどのソフトからも使えるようになった。
    1986 MS-DOS版表計算ソフト Lotus1-2-3

    1986ドラゴンクエスト (ファミリーコンピュータ、1986年5月27日)
    終始1人で冒険を行なう。ドラゴンクエスト第一作目。
    1987ドラゴンクエストII 悪霊の神々 (ファミリーコンピュータ、1987年1月26日)
    前作の主人公の子孫たちの物語。パーティ制(複数人での行動)や乗り物が初登場。
    1988ドラゴンクエストIII そして伝説へ… (ファミリーコンピュータ、1988年2月10日)
    ロト伝説の謎が明らかになる。キャラクターメイキングや転職のシステム、昼夜の概念を導入。

    ドラクエ3のときなんか徹夜の行列という社会現象までおこったですな。

    >いろいろこの時代設定の作品はあるけど、クリスタルほど輝けず、未亡人のアパート管理人さんも身近にいなければ、植田まさしの「まさし君」あたりが時代の雰囲気を突いてるかもしれませんね。

    80年代を象徴するマンガといえば、やっぱ「北斗の拳」でしょ。

    かつてこう書きました。
    https://www.tachibana-akira.com/2013/02/5565#comments
    尖沙咀
    2013年2月17日 11:36 PM
    >精神世界というと、私よりも一回り上の40代の男性で
    >オウム、超能力、ノストラダムスといったものが好きな方々を連想してしまい、
    >嫌悪感を覚えます。
    実は私はもろにそれに該当します。

    >生涯収入や購買力といったものの最適化を志向することは、
    >実に健全かつ開明的な精神だと思います。
    どんなに個人が最適化したとしても、たとえば核戦争などが起こって、
    北斗の拳、第1話みたいに「こんなもんケツを拭く紙にもならないっつうのによ!」
    とならないとも限りません。
    私と同世代は、終わりなき日常に対して、ある種の「ハルマゲドン」を待望していたのかもしれません。

  4. 最新作を読みました。

    橘玲さんは、その著書の読書案内にも書かれていたとおり、
    歴史嫌いだと勝手に思ってました。

    記憶を思い出すような書き方は大変新鮮に感じますとともに
    昨年読んだ「忘れられた巨人」を思い出しました。
    イギリスの歴史タブーに踏み込んだ勇気ある著作というのが
    現地の評価ですが。

    できれば、橘さんには日本の歴史に踏み込む勇気を出して
    いただき、覆面作家から国民作家を目指してほしいです。

    大好きです。

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