円高に慌てるな 資産防衛3つの鉄則 (月刊『文藝春秋』10月号)


月刊『文藝春秋』10月号(9月10日発売)に掲載された「円高に慌てるな 資産防衛3つの鉄則」を編集部の許可を得てアップします

*前半部分は、「円高と株安についての個人的感想」と同じです。既読の方は飛ばしてお読みください。

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財政赤字が膨張をつづけ、日本国債が格下げされても、円は戦後最高値を更新している。なぜ財政が破綻しそうなのに円だけが高くなるのか? この疑問にこたえるには、そもそも今は円高ではない、ということから説明しなければならない。

円高なのに円高ではない? これはいったいどういうことだろう。

そこでまず、下図を見ていただきたい。これは日本銀行の「主要時系列統計データ表(月次)」から作成した、1980年から現在(2011年7月)までの、名目実効為替レートと実質実効為替レートのグラフだ(2005年を100として指数化。数値が大きくなるほど円の実質価値が高い)。

面倒な話は後回しにして、まずはグラフの青線を見ていただきたい。1980年に35.34だった為替レートは122.05まで約3.5倍になっている。これが名目実効為替レートで、ドル、ユーロ、ポンドなどさまざまな通貨と円との関係を合成したものだ。

通貨というのは相対的なものだから、ドルに対して円が高くなっても、ユーロに対しては安くなるということがしばしば起きる。だが実効レートなら、世界の通貨のなかで円が高くなっていく様子がはっきりとわかる。

ところでこのグラフには、もうひとつ赤線で描かれた数値がある。これが実質実効為替レートで、現在は101.47。円が最初にこれとほぼ同じレートになったのは、25年前の1986年2月(102.63)だ。こちらの実質レートで見れば、円は80年代からぜんぜん高くなっていないことになる。

これが、「円高なのに円高ではない」という不思議な話だ。

ところで、実質為替レートというのはいったいなんだろう。これは、次のように考えるとわかりやすい。

たとえば1ドル=100円として、ハンバーガー1個が日本で100円、アメリカで1ドルだったとする。

このとき日本がデフレ(物価が安くなること)になって、ハンバーガーが90円に値下がりしたとしよう。このとき為替レートが1ドル=100円のままだったら、ドル換算したハンバーガーの値段は90セントになる(90円÷100円)。

ところが同じハンバーガーがアメリカでの1個1ドルで売られているのだから、日本(90セント)からアメリカ(1ドル)に持っていくだけで、1個あたり10セント儲かることになる(ハンバーガーには賞味期限や輸送コストがあるが、音楽CDやゲームソフト、パソコンのプログラムなどデジタル化された商品なら、こうした取引が実際に可能になる)。

もしもあなたがこの仕組みに気づくほど賢ければ、(太平洋を越えて)西から東にモノを動かすだけで無限にお金を増やすことができる。すなわちここでは、あり得ないはずの錬金術が成立してしまうのだ。

でも残念なことに、現実にはこんなウマい話は起こらない。為替レートが1ドル=90円の円高になることで、90円のハンバーガーは1ドルになって、損も得もなくなるのだ。

このことから、「デフレになると円は高くなる」ということがわかる。

これは数学における定理と同様に、市場における絶対法則だ。そんなバカな、と思うかもしれないが、もしこの法則が正しく働いていないのなら、あなたが世界じゅうの富を一人占めしてしまうのだ。

銀行預金が一番安心?

為替レートにはもうひとつ、「低金利だと円高になる」という絶対法則もある。ウソだろ、と思うかもしれないが、この法則が働いていないとやはり錬金術になってしまう。

このことを直感的に理解するには、グローバルソブリンを例にとるとわかりやすい。

毎月分配型投資信託の草分けとして大人気を博したこのファンドは、設定時(97年12月)に1万円だった基準価額が、7月末には5090円まで値下がりしてしまった。これだけ見れば円高で大損しているようだが、その一方で、設定来の分配金の総額は6941円になっている。これを加えると、最初の1万円は14年間で1万2031円に増えたわけで、投資利回りは年率1.33パーセント。日本国債とほぼ同じだ。

グローバルソブリンというのは海外の高格付けの債券に投資するファンドだから、投資リスクとしては日本国債と変わらない。ここでもし円高にならないとすると、海外の高金利の債券を買えば確実に儲かることになる。投資の世界では、リスクが同じならリターンも同じになるはずだから、これは一種の超常現象だ。

でもやはり、こんなウマい話にはならない。市場の「見えざる手」が、損も得もないように為替レートを動かしてしまう。外貨建て債券の金利で儲けても、円高で円換算の元本は目減りして相殺される。このように為替レートが長期的には実質金利が同じになるまで調整されることを「金利平衡説」という。

前出の実質為替レートでは、インフレ率によって通貨の「実質的な」価値が変わらないように調整されていた。もちろん短期的には円安に振れることもあるけれど、デフレと低金利がつづくかぎりいずれは円高になるに決まっていたのだ。

日本はG7などで「異常な円高」への協調介入を求めているが、各国はもちろん、実質為替レートで見れば円高ではないことを知っているので相手にされないのも当たり前だ。名目為替レートを円安にするには、金利を上げるか、インフレにするかしかなく、日銀がいくら市場介入してもなんの効果もない。

実質為替レートで見れば、もっとも円が高かったのは「超円高」と騒がれた95年4月の151.11(1ドル=83.77円)。次が99年末の131.37(1ドル=102.08円)と88年11月の124.17(1ド=121.85円)だ。現在の実効レートは101.47だから、今後さらに20~30パーセント円高になってもなんの不思議もない。

このようにデフレと円高がつづくのなら、資産は円の現金で持っているのがいちばんいいに決まっている。国内では金利こそつかないものの、モノの値段が安くなるのだからお金の使い手がどんどん増えていく(実質金利がプラスになる)。海外では円の価値が高くなるのだから、買い物でも食事でもなんでも格安になる。

だったら、資産運用なんて面倒なことは考えずに、稼いだお金は銀行預金にしておこう――ほんとうにこれでいいのだろうか。

 デフレでも値下がりしないもの

実質為替レートが同じなら損も得もないはずだから、理屈のうえでは、名目為替レートがどれほど円高になっても私たちの生活にはなんの影響もない。でも世の中のたいていのことは、理屈どおりにはいかないものだ。

これまで述べてきたように、市場にはどこを探しても錬金術はないはずだ。それでも「デフレ・円高世界」で円の現金を持っているひとは、国内でも海外でもものすごく得をする。これも一種の錬金術だとすると、どこかでなにかがおかしいはずだ。

経済学は、効率的な市場では、デフレならすべての価格が一様に下落すると考える。ところが現実には、どんなにデフレになっても下がらないものがある。

ひとつは金利で、預金者から保管料をもらってお金を預かるマイナス金利はありえない。預金金利がゼロパーセントだとしても、インフレ率がマイナス2パーセントなら、実質金利は2パーセントだ。銀行は、デフレになればなるほど預金者に高い金利を払うことになって損をしてしまう。

経営破綻を避けるには、もっと実質金利の高い商品を探してきて、そこに投資するほかはない。じつはこんな都合のいい投資先が、ひとつだけあった。それが、日本国債だ。

国債の名目利回りが2パーセントとすると、銀行は預金者からゼロパーセントでお金を預かっているのだから、まるまる2パーセントが利益になる。こんなおいしい取引はほかにはないから、銀行はひたすら国債を買いまくった。

こうして、日本国の一般債務の総額はとうとう1000兆円を超えてしまった。あなたが銀行に預けたお金は、ほとんどが日本国債になってしまったのだ。

デフレで値段が下がらないのは、賃金も同じだ。

公務員はもちろん、大企業でもふつうは賃金のベースダウンはない。ボーナスをいくら削っても限界があるから、デフレ経済では実質賃金は次第に高くなっていく。それに対して商品の値段は安くなり、売上が減っていくのだから、利益は減少して会社の経営は悪化し、株価も下落する。

そうなると、会社が倒産したり、従業員がリストラされたりする。これは要するに、すべてのひとの賃金を一律に引き下げられないから、一部のひとの賃金をゼロにして、市場全体として帳尻を合わせようということだ。

年金もデフレで受給額が減額されないが、この場合、損をするのは日本国になる。税収が減っても支給額が変わらなければ、足りない分を赤字国債で補うほかはない(実際には少子高齢化の影響で赤字はさらに増えていく)。

このように、理屈のうえでは損も得もないとしても、実際にデフレになると、景気が悪くなって地価や株価が下落し、失業率が上がり、非正規雇用の割合が増え、中高年が自殺する。おまけに国の赤字が増えて財政が悪化し、それに円高が加わってますます世の中が暗くなる。「デフレが諸悪の根源」といわれるのは、じゅうぶん根拠があるのだ。

それでは、このままデフレ=不景気がつづくとどうなるのだろうか。この世に錬金術はないとすれば、これもまた簡単にこたえが出る。

国債の発行というのは、国民の金融資産(もしくは国の課税権)を担保に借金をして、それを国民に配ることだ。もしこれが無限につづけられるのなら、国債を刷るだけでみんなが働かずに暮らしていけるユートピアが実現する。もちろんこんなウマい話があるはずはないから、国の借金はどこかで行き詰まる。

とはいえ、どんな経済理論もその時期を正確に予測することはできない。日本はまだまだ経済大国だから、借金の余力はかなり残っているかもしれない。増税をすることで、財政赤字が増えるペースを落とせるかもしれない。

でもこのままでは、いずれ限界を超える日がやってくる。それだけは間違いない。

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26件のコメント

  1. 1554世界株は日本株を除いた世界株式です。
    日本破綻を前提なら、これほど条件の良い投資先はないでしょうね。
    日本はまだまだ大丈夫と信じている人は、この世界株式85%に
    1306トピック連動ETFを15%振り分ければ地球に投資しているので
    地球滅亡まで安心して生活出来ますね。

    1554世界株式は今日現在10株で8050円から10株づつ購入できます。
    日本破綻の際は外貨レートが上がるので3000株分も買っておけば十分です。
    場合によっては300株でも間に合うかも知れません。

    勿論、私も持っているのでポジショントークだと思って下さって結構です。
    投資は自己責任ですよ。

  2. 橘先生、
    初めてコメントさせていただきます。 とは言え私は長年先生の信奉者であり、ご著書もほとんど拝読しており、HPも定期的にフォローしております。 今回も全く同感ですが、一点だけ先生にしてはやや正確でない部分がありましたので、恐縮ですがコメント致します。 太字表記「あなたが銀行に預けたお金は、ほとんどが日本国債になってしまった」ですが、銀行がJGBの大きな買い手であることは間違いありませんが、現時点でのメガバンクの預貸比率は概ね7割程度ですので、最大でも残りの3割がJGBに投資されている計算になります。 よって「ほとんどが日本国債になってしまった」と言う表現はやや行き過ぎかと思われます。 とは言え、銀行預金に限らず、生命保険、損害保険、公的年金、企業年金、投資信託など、あらゆる金融商品は、それが円建てである限り、国民は間接的に日本国債を買い支えているのは事実であり、その意味では先生の表現も本質をついているのは間違いないです。

  3. 〜米国のサブプライム証券がこげついて金融機関が破綻しはじめたのは2006年末
    だった。リーマンショックが2008年9月だから、その影響が世界全体に及ぶまで
    1年半以上の“猶予期間”があったことになる〜

    〜経済的な混乱が起きてから資産にヘッジ(保険)をかけても、
    けっして遅くはないのだ〜

    素朴な疑問なのですが、騒動の渦中にある時、破綻を正確に予測することは
    可能なのでしょうか。
    リーマンショックの時にはBNPパリバのファンド閉鎖、ベアスターンズ破綻
    のような節目の出来事がありましたが、数少ない専門家をのぞき、なかなか
    その時点で後に発生する信用収縮や需要蒸発を正確に予測することは出来な
    かったのではないかと思います。
    まして今の欧州危機にまで連鎖し、継続される進行形の事態になるとまでは。

    ギリシアではせっせと人々がユーロをスイスフランに交換しているとも聞きましたが、
    ユーロに加盟せずに自国通貨を維持して現在を迎えていたら相当割の悪いレートでの
    交換になったものと推測されます
    (ユーロを導入したからギリシアが財政破綻したという議論もありますが)。

    例え話としては適切ではありませんが、先の大戦で日本が負けるとわかって
    行動した人としなかった人の差はやはりあったかと思います。
    ただ、「本当に負ける」と断言出来た時には
    時すでに遅く、戦時国債は紙切れになってしまっていたのではないかと。

    先生は以前、ご自身の著書で、ハワイのゴルフ場でアメリカ人と不動産の話をして
    「将来土地の値段が下がると思った」と書かれていたかと思います。
    そして、
    「下がるのはわかったが、それがいつなのかはわからなかった」とも。

    振り返った時に出来事の節目や潮目を理解出来るのは過去を因果律で見ることが
    可能だからでしょう。
    危機とは突然やってくるから「危機」になるのであり、
    私自身はインフレも含め、混乱が起きてからかけるヘッジが有効となる
    「冷静なデフォルト」というのはありえないのではないかと考えています。
    もちろん、程度の問題にもなりえるとは思いますが…。

  4. 分散投資は理論的には、リスク回避策になるのかも知れませんが、
    (あくまで感覚的な私見ですが)南欧債務問題に揺れるユーロなどと円のリスクを交換しるだけで、別のリスクを背負い込んでるだけのように最近思えてしまうのですが。。。

  5. 若輩者の私に具体的に教えてください
    「金属としての金そのものにはなんの価値もない」とは?どういう意味ですか?
    金は白金や銀に比べて工業的に多用されていない等の理由でしょうか?

  6. 日本破綻に備えて日本市場に上場している日本資本の金融会社が組成したETFを買うとか、根本的且つ絶望的に思考能力が欠落している様に思えます。

  7. >若輩者の私に具体的に教えてください
    >「金属としての金そのものにはなんの価値もない」とは?どういう意味ですか?
    >金は白金や銀に比べて工業的に多用されていない等の理由でしょうか?

    金投資というのはキャピタルゲインが目的であり、インカムゲインが目的ではないということです。
    この「キャピタルゲイン」というのは、あるとき「王様は裸だ」と気づいてしまえば・・・
    一気に反転します。

    それに比べて、インカムゲインというのは、持っていれば何らかの収入があるもの
    というわけで、長く持っていればいつかは元が取れるもの(たとえば、投資用不動産物件など)
    といえます。

  8. 金は欧米銀行の一部で通貨として認められています。預金や株式購入等も可能です。
    また日本以外の中央銀行が急ピッチで金を集めています。
    金は誰の負債でもない通貨、かつ無国籍通貨として評価されているのでしょう。
    日本円はデフォルトの可能性がありますが、金は負債を負ってないためデフォルトの心配が
    ありません。
    イスラム圏、中東、アフリカ、ドイツ、中国、ロシア等で貿易を米ドルでなく金で行おうと
    いう話も真剣になされています。アメリカでも借金踏み倒しの為、金本位制が議論されており
    オーストリア学派の大統領候補、ロン・ポール、ミシェル・バークマン等が金本位制論者で
    共和党で支持率上位です。
    右派リバタリアンにとって、無国籍通貨は理想なはずだとおもいますが、否定されると
    はちょっとビックリ。人が国に頼るのは国に通過発行権があるからです。
    国の権力の源泉は通過発行権であり、これを取り上げて無国籍通貨にする事が
    右派リバタリアンの願いです。(左派リバタリアンとはベーシックインカム等を主張している
    人達の事です。)

  9. >右派リバタリアンにとって、無国籍通貨は理想なはずだとおもいますが、否定されると
    >はちょっとビックリ。人が国に頼るのは国に通過発行権があるからです。
    世界でいままでに人類によって産出された金は15万トンほどで、現在の金価格を4500円/g
    とすると、全世界の金を合わせても675兆円にしかなりません。
    これは現在の日本の財政赤字額にも満たず、ニクソンショックで金とドルの交換をやめたのは、通貨を担保する金を持つことが原理的に不可能だからです。
    そもそも、お金が物やサービスと交換できるという物語=神話を作ったのは人間ですから、根拠なんかないのです。

  10. >これは現在の日本の財政赤字額にも満たず、ニクソンショックで金とドルの交換をやめたのは、通貨を担保する金を持つことが原理的に不可能だからです。

    ということは、金は今よりも価値がずっとあって然るべきだということになりますね。

    >お金が物やサービスと交換できるという物語=神話を作ったのは人間ですから、根拠なんかないのです。

    だからこそお金には人間の叡智が詰まっているのだと言うことができます。

  11. >ということは、金は今よりも価値がずっとあって然るべきだということになりますね。
    金=Goldだけで人間が生きていけるわけではありません。
    寓話にあるように、触ったものすべてが金になるという願いをかなえられた人間は、食料も水も人間も
    身の回りにあるものすべてが金に変わってしまい、生きていくことができなくなりました。

    レアメタル等で金よりも希少なものはたくさんありますが、その値段がすべて金より高いわけではありません。

    >だからこそお金には人間の叡智が詰まっているのだと言うことができます。
    神話は人間が勝手に作った神話でしかありません。神話=真理と思い込みすぎると、オウムや
    イスラム原理主義者になってしまいます。浅田彰に倣って言うならば
    「シラケつつノリ、ノリつつシラケること、これである。」です。

  12. 金の価値で議論のところ失礼します。
    1554ETFは私も購入しているので、お仲間を増やせばその分儲かりますから真剣にポジショントークします。

    1554世界株の実際の中身は、1680先進国ETFと1681新興国ETFを85:15の割合でMIXしたファンドオブファンドです。そのため1680と1681を個別で買うよりも信託報酬手数料が若干高くなっています。 ただしこれら3つのETFは、海外の現物を購入しているのではなく先物を利用しているので分配金はほぼありません。(先物については橘さんが詳しく説明してくれると思います。) あくまでも将来価格の上げ下げで資産運用するだけです。10年後、20年後お金が必要な時に、購入時よりETF株価が値上がっていれば勝ちですが、現状維持や元本割れしていれば負けです。 また、1554は資産を「今」持っている方向きの銘柄です。 投資資金の少ない方は、三菱UFJ系のeMaxis全世界インデックスファンドか、三井住友系のSTAMグローバル株式インデックス・オープン等の投資信託を毎月積立てる方が良いでしょう。 これにもTOPXI連動1306や同種の投信を組み合わせれば日本を含んだ全世界ファンドに出来ます。

    前回85%:15%と書きましたがうろ覚えで書いたので間違いがありました。
    日本は7%だそうです。新興国は15%、先進国が78%で本当の全世界です。
    (アルゼンチン、中東各国、ナイジェリア、ベトナムなど25カ国等の
     フロンティア市場はhttp://bit.ly/qq21Lp を参照ください。 全世界には含みません)

    ETFと投信とのどちらが購入に向いているかの目安は、
     1.ある程度まとまった金額(50万円以上)ならETF購入。
      (1554、1680,1681は分配金が出ない可能性があります。)
      (複利運用の目的で分配金をそのまま追加購入に回します。)
     2.毎月1万円以上積立可能ならETF購入。
     3.毎月は無理だが、スポットで1万以上投資出来ればETF購入。
      (将来、ETF価格が1万円以上になる可能性はあります。)
     4.指値や信用売買などの株式の売買スリルを楽しみたい人はETF購入。
     5.投資期間が20年未満の人(40歳以上)はETF購入。
      (目標金額や購入金額にもよります。)
     6.それ以外なら投信
    と言うところでしょうか。税制度や手数料の違いもあります。

    よくETFは購入時に証券会社に手数料を取られるからコスト高と言われますが、
    松井証券なら1日で10万円以内の売買は無償です。 100万円買うなら、2週間に分けて買えば無償で購入出来ます。 売る時も10万以内で分散すればタダで投資環境が手に入ります。その間にETF価格は動きますが、不利なら売買しなければいいのです。
    投資は自己責任である程度の忍耐が必要です。

  13. 地上のgoldの8割は20世紀以降に掘り出された物です。
    また現在、金融資産は2京円と言われますが、1995年には5000兆円しかありませんでした。
    金価格を今の5倍程度にすれば金本位制は可能ではないでしょうか?
    そもそも資本主義(金貸し主義)は終焉しています。
    これは資本家が金を貸す、株主になる等して金利や配当金で不労所得を得るシステムですが、
    金利低下と継続的な株価下落で日本の資本主義は10年前には終了しています。
    この10年はIT株と世界的な不動産、デリバディブバブルで無理やり引き伸ばしていただけ
    で、これ以上バブルはなさそうです。
    ですので、金の上昇の理由の一つに投資先が無いという事を付け加えておきます。
    インカムゲインの先が無いという事です。

  14. 2050年には殆どの金属資源がなくなるそうです。
    既に資源は相当値上がりをしていますし、
    現在の人類の経済活動は持続不可能な訳で脱工業化が必要な時代になります。
    日本は2050年までにCO2を1990年の8割削減目標にしているそうですが、
    脱原発だそうですから不可能なんじゃないでしょうか。既に工業自体価値の低下
    が激しい訳で日本が生き残るにはサービス業しかないと思われます。
    もっとも日本ではgoldうんぬんの前に財政破綻をして大量の餓死者がでるんじゃないかと
    思いますが。欧州の一部や米国のかなりの州では財政破綻に備えて金貨を額面では
    なく地金価格で流通させてます。中国は資産の5%は金で持てと共産党が言ってますし、
    イスラム圏はゴールドディナール金貨を流通させています。
    金の価格はNYCOMEXの先物価格です。某銀行家達が大量の空売りをかけて価格が
    上昇しない様におさえこんでいる様ですが、そうでなければペーパーマネーはとっくに崩壊
    してるんじゃないでしょうか。管理通貨制度などたったの40年の歴史しかなく
    兌換性のない紙幣制度は歴史的に全て破綻をしています。

  15. >1. 国債価格の暴落にともなう金利の大幅な上昇。
    ???国債価格が暴落したら、金融機関は皆破綻、年金も破綻でしょう。
    ペイオフで1000万円補償される事になってますが、大銀行が破綻したら預金保険機構に
    そんな金はありません。
    >人生の基盤が消失するような出来事ではない。
    ???多分、日本の破綻は米ドルかユーロ圏からの連鎖破綻でしょう。
    米ドルが破綻するとなれば、米ドルを頂点とした管理通貨制度上の通貨は全て崩壊
    するとおもいますが。だとすると貿易ストップ。日本食糧自給率は40%。
    地震と台風で大分落ちそうですし、アルゼンチン破綻時は自給率250%且、外国からの
    援助があったのにも関わらず大量の犠牲者がでた様ですが。

  16. IMF advisor says we face a Worldwide Banking Meltdown
    英BBCでIMF顧問がユーロ圏で十分な対応ができない場合、ユーロ圏の銀行が破綻し、
    世界中に連鎖する可能性があると警告しておりますが。しかも2,3週間以内と限定しています。
    ウォールストリートから始まったでもは銀行救済反対、アンチ資本主義を唱えて
    欧米メディアではそれなりの支持を受けている様ですが、極めて危険な感じがするのは
    気のせいなんでしょう。
    http://maxkeiser.com/2011/10/07/imf-advisor-says-we-face-a-worldwide-banking-meltdown/

  17. どうも、金先物などの実物資産関係の関係者のように見えてしまいます。
    たとえば、金よりもはるかに量が少なく、排ガス触媒や抗がん剤など実用的な利用法の多いプラチナが金の数十倍するわけではないですよね。
    長期的には金を売ってプラチナを買う方が良いような気もしますが。
    金もプラチナも石油も小麦も、相場によって決まるわけだから、安易に張ることはいたい目に遭いますよ。

  18. 日本円もgoldも価値があるとの共同幻想がなければ価値がないという事には同意します。
    ですが、欧米中銀の準備通貨の約7割は金であり、アジアや南米の中銀が急ピッチで
    集めている事実はどうなんでしょう?
    金本位制でググッテみると色々でてきます。私は金とは何の関係もありませんが日銀は
    米国債ばかりを買って何故、金を買わないのか心配なだけです。

  19. >金本位制でググッテみると色々でてきます。私は金とは何の関係もありませんが日銀は
    >米国債ばかりを買って何故、金を買わないのか心配なだけです。

    米国債を大量にもっているために買い支えなければいけないことと、ドル本位制のもう一つの
    裏づけである「米国の軍事力」のためでしょう。
    ビンラディンですら米軍には勝てなかったことから明らかなように、アメリカはいざとなればドル本位制維持のために米軍を出動させることも辞さないと思います。
    「有事のドル買い」を聞かなくなって久しいですが、事実上米軍の庇護下にある日本としては、実はアメリカと一蓮托生なのです。

  20. 米財務長官のガイトナーは「最後は金本位制に戻ればいい」と言ってる様です。
    ググれば色々でてきます。世界銀行のゼーリックも金本位性発言をしてますし、
    全FRB議長のバーナンキ。なにより世論調査で共和党時期大統領支持率トップ
    のロン・ポールは金本位制も戻す。FRBは破綻していると言っております。
    URLは世界一権威があると思われる米WSJの社説です。
    ”歴史上全てのペーパーマネーは崩壊しており、現行通過制度の終焉も日を追う毎に確実性を
    増している。”と書かれています。
    http://online.wsj.com/article/SB10001424053111903918104576500811399421094.html
    ソロスも金融システムは崩壊していると言ってます。
    別に金でなくても良いですが、日本だけ我が道を行くというのはどういう事でしょうか?
    日本国は解散するつもりなのでしょうか?それならそれで結構だと思いますが、中国共産党に
    支配されるのだけはご勘弁願いたいと思います。

  21. 現在の管理通貨制度の歴史は浅く、金が通貨であった時代は長かった。

    日本政府&日本国民は、経常黒字・資産の保有に比して金の保有量が少ないと感じる。
    リスク許容度をあげるためにも、経済や資産に応じて金の保有量を増やすべきではないか。

    働き始めて金貨を買い始めたときは、1枚6万円程。先日は14万4000円弱であった。
    私が金投資で損し続けることを切に願っている。

  22. 私の質問にコメント下さった皆様
    どうもありがとうございました。うれしいです。

  23. そのとおりで、金なんて幻想です。通貨が insolvent になったときに真に強制力を保証するのは軍事力ですね。この点でアメリカは圧倒的に強いし、核兵器は決して手放してはならないのです。イラク戦争で実証された無人機も有望ですね。

  24. 極論すれば、政治的な正しさや合意がなくなる段階では、資産なんてものは結局防衛できないんですよ。もっと上位の強制力しか残らない。福祉国家が吹き飛んでしまったあとに隠れていた強制力がどこにあってどこに出てくるのかは、現在ではわからない。

  25. 私の今いる国の周りでは、金を掘っていますし
    地球最後の開発地であるアフリカには
    推計されていない金鉱山が少なくないです
    つまり、金鉱山の開発は私たちの地球では
    まだまだやれるのです
    ただ、マーケットは形而上だけで動いていますから
    実際とは違う机上のデータをもとに動いています
    ですから、机上が実質にもどると
    「はじける」のですー「はじけて」しまうのです

    金も今のところいいですが
    はじける可能性がある以上危うい商品であり
    その価値はとても危ういものなのです

    ドバイのアルマーニホテルが
    バベルの塔ホテルになる日は
    私たちが生きている間に起こりうると感じています

    ジョニー上条

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