朝日新聞10月26日朝刊のオピニオン(耕論)欄に、「マイケル亡き今、僕が一番」と題した田原俊彦のインタビューが掲載された。「栄光も屈辱も知る男たち」を取材した「逆境をゆく」という企画の1本で、田原のほかには元横綱の輪島大士、吉野家社長の安部修仁が登場している。 続きを読む →
沖縄をタックスヘイヴンに
明日、沖縄県知事選が告示される(28日投開票)。今回は民主党が候補者の擁立を断念したので、米軍普天間基地の県外移設を求める現職と、国外移設を求める前宜野湾市長の争いになるのだという。
しかしこの議論は、(いつものように)むなしさと徒労感に覆われている。米軍基地の県外移設や国外移設がほとんど不可能なことは、政治家はもちろん、基地に反対する沖縄県民にもよくわかっているはずだからだ。 続きを読む →
第18回 口座別の証拠金、ヘッジ阻む
金融の教科書を読むと、「投資とはリスクをとることだが、すべてのリスクはヘッジできる」と書いてある。ヘッジというのは、ようするに保険をかけることだ。
僕は最初、この意味がさっぱりわからなかった。ヘッジでリスクがなくなれば、残りはいいことばかりじゃないか。
もちろん、世の中にこんなうまい話はない。保険をかけて悪いこと(リスク)をなくせば、いいこと(リターン)も同時に消えてしまうのだ。 続きを読む →