日本人を好きだけど嫌いなあなたへ 『(日本人)』発売のお知らせ


みなさまへ

幻冬舎から、『(日本人)』が12日に発売されます。「かっこにっぽんじん」と読んで、「“日本人”をいちどカッコに入れてみよう」という意味を込めました。

都内の一部書店では、すでに店頭に並んでいるようです。Amazonでも予約注文が可能になりました。

私たちはごく自然に、「日本人は」とか、「日本社会は」などといいますが、こうした語り方の背後には、「日本(人)は特別だ」という暗黙の了解があります。論者によって、「日本はスゴい」というひともいれば、「だから日本はダメなんだ」というひともいますが、「世界のなかで特別な私たち」という意識は同じです。

この本では、こうした“日本特殊論”からすこし距離を置いて、「私たちはいったいどんな場所にいるのか?」を考えてみました。それは、「私はいったい誰なのか」という問いでもあります。

これまで日本は、「空気」の支配する社会だとされてきました。しかしここでは、「空気」ではなく「水」から、日本社会を分析しています(「水」がいったいなんであるかは、本書をお読みください)。

私たちはみな、日本(人)が好きで、同時に、日本(人)を憎んでいます。この本を書き得たたことで、私たちの抱えるそんな暗いどうしようもなさの謎を、いくばくかでも解くことができたのではないかと考えています。

私たちは、〈夢〉を語ることが困難な時代を生きています。しかしそれでも、私たちは〈夢〉を見ずにはいられません。

一人でも多くのみなさまに、手にとっていただければ幸いです。

橘 玲

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日本人を好きだけど嫌いなあなたへ 『(日本人)』発売のお知らせ への9件のフィードバック

  • こくぴと のコメント:

    面白そう。楽しみです。

  • 小林武 のコメント:

    売れるかな?
    それはそうと、海外口座開設の入門書や体験談みたいなものを再度出版してくれませんか?永遠の旅行者とか何とか言ってる橘氏の本領を今こそ発揮する時だと思います。

    今、福島原発4号機建屋が倒壊寸前で、次に大きな地震が来て倒壊することがあろうものなら使用済み核燃料プールも倒壊して日本に人が住めなくなるくらいの大インパクトをもたらすので、心情的なことをつづった漠とした総集編的な「震災のことを考える何とか本」より需要は多いと思います。1500本分の核燃料が出す放射能が相手では近寄ることすらできず逃げるしかありません。

    ベストセラーになれば、日本で何が起きているか馬鹿でもいい加減気づくし、官僚の天下り先のための安易な国債発行もできなくなるでしょう。

    aicのHPでpdfの口座開設入門書がありますが、その存在はほとんど知られていません。
    また、共産圏(中国・香港)や遠いヨーロッパではなく、近場(シンガポールやオセアニア)で小金持ちにとって現実味のあるスタンスで、再度入門書を出版してほしいです。

    旅行記や体験談的な要素を加味するともっと面白くなって売れると思います。

    ちなみにスマトラ沖地震はM8クラスの地震が2004、2005、2007年と1、2年おきに起きたので、あれで終わりと考えたり1000年に一度の確率だから次は1000年後だとか考えるのは間違いです。

  • 日本大好き のコメント:

    アマゾンで早速予約しました!
    届くのが楽しみです!

  • hiroyuki のコメント:

    この時点で面白そうですね笑
    早速購入します!

  • (飢た?) のコメント:

    たしか、さくねん予告されていた、「ほとんどのひとにとって実現不可能な人生設計(なんの意味もない絵空事)から『希望』らしきものが見えてくるという『夢物語』」の本ですね。とてもたのしみですぜったいにかいます。

  • unagi のコメント:

    10年以上前からまさにこういう本が読みたいと思ってました。
    ポイントが付くのでamazonではなく楽天で買います。

  • 大澤 のコメント:

    発売日に購入しました。
    まだ未読ですが、橘さんが経済以外の哲学?のみをテーマに、本を一冊丸々書くのは珍しいと思いますので楽しみです。

  • taka のコメント:

    「面白かったです」とコメントを残す奇特な人になってみました(笑)
    橋下市長については各種メディアが様々な分析を行っていますが、
    最も説得力があると感じたのは本書でした。

  • @nagamekei のコメント:

    twitterやネットで不思議なのが心配事はRTされるけど、解決法はシカトされること、ですね。
    311直後に有名人、有資格者?や議員などが知識もないのにヨウ素をすすめてました。読書家程度でもヨウ素は被ばく以前でないと効果がないことぐらい知っています。放射線対策として医療の現場や飛行機の国際便(被ばく量が多いので対策がとられている)ではビタミンCの摂取がもっとも効果的なのは知られているし、検索すれば放射線障害にビタミンCの効果が高いことの防衛医大の研究論文などもあります。しかし医療関係者も栄養学者もサプリメントアドバイザーからもビタミンCや抗酸化物質が放射線障害に有効だという発言はありませんでした。311以降の関係出版物はとても多いですがまともな放射線対策本は数冊しかありません。自分も312にはビタミンCが効果があることをツイートしましたがRTされませんでした。拡散を依頼した有名人にはしかとされました。その人は連絡を取れない人や行方不明者のためのRTを請け負っていましたが。

    テキサス工科大学などの長期の調査でもチェルノブイリのネズミは一般的なネズミより健康体です。ネズミは体内でビタミンCを生成できるからなのですが。こういったドキュメントはNHKでも繰り返し再放送されていますがネットで話題になっているのは見たことがありません。

    不安や心配事は増大させながら、解決策には興味をしめさないのかな、という感じがしました。それも日本人の特徴なのかなとも思います。

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