自己啓発の歴史(7) 社会革命から自分革命へ
ウェルナー・エアハルトは高校を卒業すると、大学には行かず、車や通信教育の教材を訪問販売するセールスマンとして生計を立てた。彼はデール・カーネギーの成功哲学の熱烈な信奉者で、セールスマンとして頂点を極めた後にセールスマン・…
続きを読む →ウェルナー・エアハルトは高校を卒業すると、大学には行かず、車や通信教育の教材を訪問販売するセールスマンとして生計を立てた。彼はデール・カーネギーの成功哲学の熱烈な信奉者で、セールスマンとして頂点を極めた後にセールスマン・…
続きを読む →マズローの人間性心理学は、白人エリート層を中心に、60年代のアメリカ社会で熱狂的に受け入れられた。 人間性心理学の最大の利点は、そのわかりやすさだ。それはフロイト流の精神分析のような不愉快な話(「お母さんとセックスしたい…
続きを読む →CIA捜査官エドワード・ハンターは、朝鮮戦争で中国軍の捕虜となった兵士の一部に奇妙な現象が起きていることに気がついた。ごくふつうのアメリカ青年だった彼らは、いまや毛沢東を賛美し、母国を非難する共産主義者に転向していたから…
続きを読む →サンフランシスコからシリコンバレーを越え、太平洋沿いにハイウェイを南に下ると、風向明媚な観光地、モントレーへと至る。そこからさらに一時間ほどロサンゼルスに向けて車を走らせると、州立公園のなかの人里はなれた海岸に木造の角ば…
続きを読む →アメリカの心理学者アブラハム・マズローは良識ある理想主義者でヒューマニストだ。ひとことでいうと、とてもいいひとだった。 あちこち回り道をして28歳で心理学の博士号を取得したとき、マズローは学問の現状にものすごく不満だった…
続きを読む →カナダのサスカチワン州でアルコール依存症患者の治療にあたっていたハンフリー・オズモンド博士は、LSDで人為的に譫妄症状をひき起こすという治療法を思いついた。酒に溺れた患者たちは、のっぴきならないところまで追い詰められてよ…
続きを読む →予定外の仕事が入ってなんだかすごく忙しくなってしまい、ブログの更新ができないので、『残酷な世界』のために書いて、けっきょく使わなかった原稿をアップすることにします。 ***************************…
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