書評:平川克美『俺に似たひと』

私が大学に入学した年に祖母が倒れた。それから10年、自宅(叔父の家)で寝たきりとなり、100歳を超えて世を去った。 幼い頃に世話になったこともあって、帰省するたびに見舞いにいった。 叔父の家の裏手には、道一本隔てて川が流…

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